小学校5年生の時、クラスのなかで各自が出し物をするという学芸会のような催しがあった。
自分たちは仲良しメンバーと一緒に演劇をすることにした。
お題は、「巌流島で武蔵と小次郎の対決」

僕は武蔵の役を演じることになった。
舞台は、机を並べただけの簡易なのもので、足元は結構緩くて危ない。
今の時代なら、安全性がどうとか親からのクレームが起こりそうだ。
しかし、そんな舞台だから起こったハプニングがあった!
武蔵と小次郎が最後に剣を向けあい決戦シーンで、
武蔵役である自分は勝利するというシナリオだが、 机と机の間の隙間に足を落としてしまい大転倒!!!
とっさに小次郎役の友人が斬ってかかり、見事に小次郎の勝利!
台本とは違う結末だったが、小次郎役の友人の機転により大盛り上がりで終演
やはりハプニングはオモシロイ!という結末だ。
味を占めた私たちは、翌年の6年生での会でも同じようにハプニングを設定してが、ヤラセのハプニングでは盛り上がらなかった…
本当のハプニングには叶わない。(演技が下手なだけ!?…という噂もあるが…)
実はこのとき40℃の熱があって、演劇のあとそのまま保健室へ!

卒業式か、卒業前の全校朝礼だったか忘れたが、卒業生代表としてスピーチするはずだった。
しかし熱が下がらず、当日の朝に友人の谷君が自宅まで原稿用紙を取りに来てくれ、
代読してくれたことに今でも感謝している。
相変わらず、最後の最後にしまりが悪いのは「今も変わらないなぁ~」...。