大谷翔平 対アスレチックス 2021.09.20 8回10奪三振の力投も10勝目ならず!

雑記事

103年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」への偉業にむけて、本拠地にアスレチックスを迎えて「2番&先発投手」の二刀流で試合に臨む大谷翔平

先発のマウンドでは、敵地よりも本拠地での成績が良いことから、10勝目の期待が大きく膨らむ!


初回(2K)、先頭打者への初球、外角低めへ丁寧にコースを突いた92マイルのストレート

打ち上げてレフトフライに打ち取り、簡単に1アウトを奪った。

続く2人の打者を、スライダーとスプリッターで連続三振!

調子が良さそうだ!


2回(1K/3K) 2アウトから2塁打を打たれたが、セス・ブラウンをスプリッターで三振に仕留めた!


3回(1K/4K)の先頭打者、ゴームズにホームランを打たれてしまった…。

直後の打者を3塁ゴロに打ち取ったかに思えたが、3塁手メイフィールドのエラーでノーアウトのランナーを出してしまった。

次の打者をファーストゴロだったが、2塁へ送球しようかと一瞬悩んでしまう。

ファーストへのカバーが遅れたが、微妙な判定はアウト

バッターランナーは一塁にヘッドスライディングするも、ベースタッチの直前に一塁手がランナーにタッチしていた。

次の打者を三振に仕留め、2アウトランナー2塁

アスレチックスの主砲オルソンに対して、エンゼルスベンチは申告敬遠を選択した。

大谷はベンチにむかって、「やれるよ!」と言うようなジェスチャーで微笑んで見せた。

続く4番打者のカナをボテボテのキャッチャーゴロに打ち取り、この回を最少失点で抑えた。


4回(2K/6K)の先頭打者をスプリッターで三振に仕留めた。

しかし、次の打者にホームランを打たれてしまった。

その後、ツーベースを許したが、三振とサードゴロでこの回を終えた。


5回(0/6K)は、三振こそ奪えなかったが、3人で簡単に終わらせた。


6回(0/6K)も三振は奪えなかったが、1アウトからランナーを出してもゲッツーで簡単に終えた。


7回(3K/9K)は、圧巻の三振SHOW!

この回の先頭打者を外角に落ちるスプリッターで三振

次は、ワンバウンドするほど落ちる90マイルの高速スプリッターに空振り三振

この回最後の三振は、2ストライクからの3球目

真ん中から鋭く落ちる89マイルの高速スプリッターはパーフェクト!

三球三振だった。


8回(1K/10K)

先頭打者にフォアボール…(嫌な予感)

次の打者をサードゴロに打ち取ったが、3回に申告敬遠をしたオルソンに3ボール(ノーストライク)としたところで、再び申告敬遠となった。

次の打者には、初球をデッドボール

1アウト満塁の大ピンチとなってしまった。

しかし、次の打者は初球を簡単に打ち上げて、ショートフライに打ち取った。

投球数を100球を超え、恐らくこの回が最後の投球になるだろう。

疲れもピークだと思われる106球目に99マイルのストレート!

大谷のターボエンジンに火が付いた!

2ボール2ストライクから、最後も真ん中から鋭く落ちる見事なスプリッターで三振を奪うと、大谷は雄叫びをあげて右の拳を何度も力強く固めた!

大谷は、8回(108球)5安打2失点(10奪三振)で降板

エンゼルスはこの回まで無得点、大谷も2打数ノーヒット(2四球)だった。

それでも、エンゼルスは9回に2点を奪い、大谷の負けはつかなかったが、10勝目も達成できなかった。

試合は、延長10回でアスレチックが勝利した。

久しぶりにスプリッターが冴えわたる素晴らしい投球だった。

偉業達成は、次回に期待したい。


大谷翔平ダイジェスト YouTubeチャンネル:2021 bb


試合後のインタビュー YouTubeチャンネル:Starr Cards

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